お呼びとあらばどこまでも  第9回  熊本県人吉市 2

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お呼び第8回の任務を完了した翌日、次の依頼の待ち合わせ場所に向かう。
するってーと、なんとまた昨日と同じ人吉駅。人吉はお呼びファンが多い?
そこで今回の依頼人 福田康史君(写真左)&荒毛信也君(写真右)と会う。
さっそく話を聞こうとノリノリ。なぜって、昨日の睡眠と花火のおかげでそれまでの徹夜疲れも取れ、すっきりさわやか気分だったから。が・・・・

・・・・・依頼内容・・・・
依頼内容は当初、福田君(福ちゃん)から友達で今度結婚する荒毛君のためにオメデトウソングを作って欲しいとのことであった。しかし、荒毛君の婚約者が病気のため入院してしまいそんな病気と戦う彼女のために、がんばれソングを作って欲しいとのことになった。
そんな話をしている時の荒毛君は真剣そのもの。
ほんとうに彼女のことを愛して止まない彼の魂の叫びがボクに伝わった時、もう行く先は決まっていた。

「球磨川下りに行こう」
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球磨川下り中
なんっつーても日本三大急流の一つです。
「いやーたのしかー」   (注)決して観光目的ではありません
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そしてお昼のちゃんぽんを食いながら、荒毛君に彼女との想い出や今の気持ちを取材しつつ詞を書いていくのであるが、これだ!!というフレーズが出てこない。
そんな時・・・
彼女と海に行った時の話をしてくれた。
入院が決まり結婚が延びてしまった時、いつも元気で笑顔だった彼女が見せた涙。
そんな彼女を抱きしめて、荒毛君は言ったという。

「どんなことがあっても いっしょにいよう」

これだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
それ!!それだよ、それ!!その言葉!!
ボクの思考回路がすべてつながった瞬間。もうほとんど完成さ。
1999-08-23.htm.files\1999-08-23.htm_Image007S.jpg 近くの公園で作曲中。
自分でも驚ほど順調に曲を作り上げていった。
約30分後完成。タイトルは「From me」
病気の彼女へ「改めてプロポーズ」の意味も込めたタイトルである。
そして彼女が入院している病院の方向を向いて歌い上げた。
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「From me」  作詞曲 シミズカズヒコ



ドラマのように運命的な出会いを感じた
君の笑顔がボクの心をいつも支えた
あの夜2人きりの浜辺で約束したこと
ボクにだけ見せてくれた涙 決して忘れない

どんなことがあっても いっしょにいよう
激流にだって立ち向かえるさ ボクが守るから ずっと
どんなことがあっても いっしょにいよう
悲しみが終わりを告げる僕らの新しい 未来へ  未来へ 
・・・From me ・・・From me・・・

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人は本当の感動に出会った時、言葉を失うものである(WOL語録)
クロールCDを2枚分の依頼料をGETして我が使命を終えた。

後日、彼等は録音したMDを持って、入院中の彼女に届けるらしい。
偽りない彼の愛の力で、きっと彼女も元気になってゆくだろう。
そんなボクも、まーた人の役に立ってしまった。

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別れの時がやってきた。
野郎2人、なぜかさわやかな笑顔に見送られながら、人吉での2日間の思い出と共に電車が走り出した。

「よし、この街を第5の故郷にしよう」そう、心に決めた1999年8月16日

THE WATER OF LIFE